サトウキビ刈り体験入門 (冬季限定)

沖縄では至る所で見る事ができるサトウキビ。お土産品としてよくキビの茎を20センチ程に切ったものや、黒糖等も売られています。
このサトウキビは農業の中心的作物で、製糖工場は各地で見られます。勿論与那国も例外ではありません。

黒糖の原料となるサトウキビ刈りは毎年12月〜3月の冬季間に行われます。そしてこの時期に与那国でキビ刈りをたやすく¢フ験する事が出来るのです。
民宿で農家を紹介してもらい、「キビ刈りさせて」と言えば大抵はすぐやらせてくれます。ただし相当の覚悟は必要ですが…。

12月になると各農家で一斉に刈り取りが始まるわけですが、当然家族だけでは対応しきれません。そこで援農隊の登場と相成るのです。
援農隊とはキビ刈りのいわゆるパートタイマーで、民宿や農家に住み込みでキビ刈りを行う作業員の事。この援農隊の一員にさせてもらってキビ刈り体験をしてみよう。 但し日ごろ運動不足の人や農作業未経験の人にはかなりの重労働である事だけは覚えておいて下さい。

サトウキビは垂直に立っていると思ったら大間違い。風雨の影響で下部が地面に這いつくばっています。その根元を探し出して手斧で刈るのです。 ある程度刈り入れが終わると、それを一つ10〜20キロ程に束ねてトラックに積み込みます。ズバリ、これの繰り返しです。まあ一言で言えば「やってもやっても終わらない」という感じ。

だからこの文を見てとんでもない作業だと思った人は絶対にチャレンジしないでください。でも都会では味わえない貴重な体験であることは間違いなし。 長期滞在で暇な方は是非…。(勿論日当も出ますヨ)

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